2011年6月アーカイブ

鬼が笑う?

 今週は人形屋にとってはとても忙しい1週間です。

 月曜日にはわたしたち中部地区のメーカーや職人の見本市のため、吹上の中小企業会館に新製品や目玉商品の搬入・陳列をし、火曜、水曜と全国から多くのお客様をお迎えしました。

 その片付けをする間もなく、木曜日には大阪へ。その日のうちに京都へ・・ 金・土と3日間で十数軒の職人さんのところへうかがい、来年度用のさまざまな節句用品を注文してきました。今から半年かけてこしらえていただくのですが、慎重に、かつ、少し大胆に、「売れなかったらどうしよう・・・」などと思いながら注文をしてきます。来年のことを言うと鬼が笑うなどといいますが、それどころでなく、ものすごく真剣です。

  土曜日の午後に少し時間ができたので、清水の近くの霊山護国神社へ行ってきました。ここには数百の幕末の志士たちのお墓があります。中でもめだつところに坂本龍馬と中岡慎太郎の墓がならんで祀られています。山の上なので、涼しい日だったのですが汗をかきました。

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見本市

 人形屋の5~6月は売る物があまりないのに、とても忙しくたいへんな時季です。

 それは、この2ヶ月間で静岡、関東、名古屋、大阪、京都などでメーカー・職人さんたちの来年度用の見本市が催されるからです。私も5月から静岡、東京、埼玉など多くの職人さんたちのところへ伺い、いろいろなものを注文してきました。

 一口に「お雛様」といっても、お人形の胴体、お顔、屏風や雪洞、お道具類など作っているところはそれぞれ異なりますので、1軒ずつ時間をかけてお願いをしてくるのです。問屋さんへ行けばすべてセットになったものを調達できるのですが、当店では私どものお客様にご満足いただけるよう、私どもの考えに沿ったものをお願いして回ります。

 今週は「中部人形節句品工業協同組合」という当店の属している組合の見本市が今日・明日と吹上で開催されています。多くのメーカー、職人たちの作品が展示され、遠くは九州、東北からもご来場いただいています。今日も朝から多くのお客様にご覧いただき、ちょっと疲れました。(携帯で撮ったのですこし画面が暗くなっています)

(ご来場いただいた皆さま、ありがとうございます。)

 人形のお顔、お雛様の着付け、雪洞、馬、桜橘、破魔弓・羽子板、弓太刀など作るものはばらばらですが、みんな節句や人形に関わる同業者です。

 この開催が終わると、片付ける間もなく関西、京都にでかけます。

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柳橋慕情

 東京浅草橋近辺には今でも人形や羽子板などの職人さんが何軒かあり、毎年この時期には来年度の品をお願いに行きます。神田川が隅田川にそそぎこむ辺りで、川面には屋形船が何艘も浮かび佃煮のおいしいお店もあったりして、今でも江戸情緒たっぷりのところです。以前、若村麻由美さんの主演で「柳橋慕情」というのをテレビでやっていましたが、なんだか風情のある街です。

 すぐ近くにスカイツリーがあります。昨年来たときは398mでした。電車で業平橋の付近、スカイツリーのすぐ下を通るのですが、近すぎて大きな骨組みしか見えません。東北大震災でもびくともしなかったそうですが、バベルの塔にならないことを祈るばかりです。見上げると首がたしかに疲れます。

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