2014年8月アーカイブ

日本のセラミックドール

 瀬戸市の陶磁美術館で催されている「魅惑の陶製人形」展に行ってきました。技術的におそらく最も完成度の高い陶磁器でできたお人形です。よく目をこらして見ないとわからない、セラミック(陶磁器)でできたレースのひだひだ!繊細な手指の表現やドレスの流れるようなライン!有田焼の手法なんかを取り込んだ多彩な色彩や、逆に日本画のように抑えた色調も。 なんといっても抜群の構成力やストーリー性! いっとき、ヨーロッパ中の女性を魅了したのもむべなるかな、わかります。

 高額な輸入セラミックドールもありますが、その中でも出来のいいものは案外「瀬戸工場」でできていたりするんじゃないかと勘ぐったりしたくなります。

 雛人形もありましたが、作家の方たちの十二単や束帯装束の理解が今ひとつの感じです。たぶん、実際の装束をきた人たちをデッサンしたのではなく人形を基に作られているので、その人形のレベルが如実に表れてしまっているようです。セラミックならではの表現方法が雛人形にもあるはずなので、これからに期待したいです。

009.JPG

アーカイブ

ウェブページ

大西人形本店Webリンク