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兜の穴

 兜のてっぺんに穴があいています。
この穴に「はめ込むものがない」と時々おしかりを受ける事がありますが、この穴にはめるものはないのです。

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この穴は「天辺孔(てっぺんこう)」と言って、ほとんどの兜に空いています。
鎌倉時代初めころまでは、頭に「萎烏帽子(なええぼし)」といって、柔らかい黒く薄い布でできた帽子をかぶり、ハチマキを巻いて兜をかぶったのです。
兜の内側には布が貼ってなくて、この帽子の先をこの穴から出して兜をかぶっていた様子が「平治物語絵巻」などにも描かれています。

昔の人はシャンプーで髪を洗うわけでもありませんので、特に夏などはすごくかゆくなるらしく、頭のてっぺんをつるつるにそったのもそのためなのですが、兜も頭がむれたり、かゆくなるのを防ぐのに穴を空けてあるのです。

 なんかおかしいですね。

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