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五月人形の謎

 旧家の五月節句のお飾りを拝見すると、大きな弓を持って立つ勇ましい姿の女性と、かたわらに赤ちゃんを抱いてひざまずく白いヒゲのお爺さんのお人形をよく見ます。



 
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この女性は「神功皇后(じんぐうこうごう)」といって、大和朝廷の2~3世紀のころにクマソ、シラギ征討に活躍したといわれる、日本の元祖"ジャンヌ=ダルク"のようなひとです。

男の子の節句と思われている端午の節句に女性のお人形が飾られているのは、とても興味深いことですね。 ちなみに赤ちゃんを抱いているお爺さんは「タケノウチノスクネ」といって、当時の総理大臣の位までのぼりつめた英雄です。

赤ちゃんは、皇后の子で「応神天皇」です。
江戸時代は、庶民はヨロイ・カブトや刀を持つことができなかったので、このようなお人形や、ヒノキで作った「桧兜(ヒノキカブト)」という、木彫りのカブトなどを飾ったのでした。むしろ北斎の版画にもあるように、こいのぼりの方がお節句の飾りとしては一般的だったのかもしれません。

現在では、ヨロイ・カブトを飾るのが一般的ですが、大将や金太郎、桃太郎などのお人形をお飾りいただくのもとても楽しいお飾りになると思います。

そして小さくても是非こいのぼりを揚げてやってください。

お父さん、お母さんに揚げてもらったこいのぼりの思い出は一生の宝物となるはずです。

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