あまがつの謎 の最近のブログ記事

あまがつの謎

 やはり平成13年12月3日の新聞に、皇后様から愛子様に「あまがつ(天児)人形」が贈られたと載っていました。

 聞きなれない名前の人形ですね。これは綿を絹布でくるんでこしらえた頭を丁の字に組んだ木柱に取り付けて着物を着せた簡素なお人形で、厄除けのお人形として用いられます。寸法もきちんと決められています。

また、ぬいぐるみのように絹布に綿を詰めてこしらえられた、ちょうど飛騨のお土産の「さるぼぼ」のような形の、真っ白なお人形も「天児」とか「ほうこ」と呼ばれることがあります。このお人形にも着ぐるみのように着物が着せられます。

vol13.jpg 

  「貞丈雑記」には、「天児とほうこと作り方が異なるという説があるがそれは間違いで同じ物である」と記されていますが、両者の違いは今でもけっこうあいまいで、多くの書物でもどちらともとれるような表現がされています。

  私は、木の胴でできている方が「天児」で、ぬいぐるみのようにできている方が「ほうこ」だと思うのですが。これは、「ほうこ」は文字通り「這う子」で、ぬいぐるみでできているほうはこれにぴったりの姿だからです。

 また、御台人形というお人形も贈られます。これは立ち姿の小さな御所人形で、お印(愛子様はゴヨウツツジ)の花の造花などで飾った嶋台の上に飾られるのでこの名前があります。腹掛けをしたり、着物を着ていることもありますが、ご本人や両親にちなんだ文様の刺繍や柄が施されるそうで、一度拝見できたらと思っています。

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうちあまがつの謎 カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは「具足(ぐそく)」って何? です。

次のカテゴリはうんげんべりの謎 です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

大西人形本店Webリンク

Powered by Movable Type 4.261