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人形供養の謎

 テレビや映画の「陰陽師」では紙を人の形に切りぬいたものがよくでてきます。 これは呪術で用いられる人形(ひとがた)で、人形のもっとも古い形かもしれませんが、私たちのいう人形とは少し意味合いが違います。 これらのひとがたは、川に流されたり、火で燃やされたりします。

  源氏物語には、可愛い紫の上がひいな遊びをするシーンが何度も出てきます。 ひいなの家も出てきて、つまり、リカちゃん人形とリカちゃんハウスなんですね。 ひいなといっても、ひな人形ではありません。 これがどんな人形かはでてきませんが、恐らく、木彫りの御所人形か小さなぬいぐるみのようなものではないかと想像します。
人や動物の小さな人形を、昔は総じて「ひいな」といったのです。

  日本人は針とか櫛とか、身の回りのものを処分するとき、なにかそれに神仏の宿りを感じ、ゴミ箱に捨てるのをためらってしまいます。 ことに人形のように人間のかたちをしているものならばなおさらです。 陰陽師のひとがたではありませんが、自分の役に立ったり、災厄から守ってくれた形代(かたしろ)として、丁重に供養してあげたいと思うのは自然な感情なのでしょう。 そのうち、パソコン供養なんてのもできるかもしれませんね。

  名古屋では毎年10月の第1木曜日の朝、中区の大須観音様で人形供養祭が行われます。

  お役を終えたお人形、供養をされたいお人形がございましたらご持参ください。 プラスチック製・ビニール製など素材は問われませんが、ケースに入ったガラスは外してください。 一口3 ,000円ほどの供養料が必要です。

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