矢の調度

    弓矢は武士にとって第一の道具でしたので、弓矢のことを「調度」と呼んだそうです。戦国時代には槍が第一とされ「一番槍のほまれ」などという言葉も生まれましたが、槍のことは「道具」と呼ばれたようです。

     その大切な「矢」ですが、本来は鷹の羽根を用い、羽根の一番先のものが良いとされていました。羽根の模様にも「雪白」「本黒」「中白」「切文」「うすべお」「かすぼ」など多くの名前がつけられ、大切に扱われていたようです。

     当店の破魔弓にも多くの矢羽根が使われます。ワシントン条約により今ではまったく手に入らなくなってしまった羽根も、高級品には大切に使っています。鷹類の羽根だけでなく、金鶏、銀鶏、フクロウ、七面鳥、染め矢など商品によって何種類もの矢羽根を使い分けます。羽根だけ見ていてもきれいです。

         

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