帚木(ははきぎ)

今日は朝から雨です。

当店のすぐ近くにケヤキのトンネルのような美しい路があります。

雨の日はことにしっとりして、ゆっくり散歩していると名古屋の真ん中にいることを忘れてしまいそうです。

ここは、裁判所前の通りです。

中日新聞から県庁へ向かう路で、当店から県庁まで行き外堀沿いに回ってくるとたっぷり小一時間のコースです。この散歩道のいいところは周囲に商店が一軒もありませんので、実に静かな点です。雨のアスファルトを走る車のタイヤの音だけが静かに木々の葉を振るわせる程度で、音楽も人の話し声もほとんどなく、ネオンや看板もありません。

遠くからは見えるのに近づくと見えなくなってしまう木、帚木。ケヤキはほんとにホウキを逆さにしたような枝振りで、こんなに美しいトンネルを作って見せてくれています。春の新芽のころもいいのですが、秋の雨の日もとても風情があります。

雛人形や羽子板などだけでなく、この周辺の私の好きな、きれいところもときどきご紹介します。

名古屋はほんとにきれいなところがたくさんあります。