連載 五月人形の重箱のスミ 130

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矢屏風(または矢襖)

小さな矢屏風 14本立

 

お茶道具に花屏風とか花風呂先という生花を活けられる屏風がありますが、これは矢屏風とか矢襖(やぶすま)といわれるもので、花の代わりに矢が立てられています。4~50年前まではふつうにお節句の飾りに用いていましたが、今ではほとんど見られなってしまいました。端午の節句らしくてとても好きな道具のひとつです。

屏風や襖は風をさえぎるためのものですが、花屏風や矢屏風は風をさえぎることはできません。スースーです。だから、屏風というより結界の要素が大きいものとみえます。大切なものを結界を示して守るという意味でしょう。

 

節句文化研究会では、こうした 面倒臭いけどなんだか楽しい節句のお話を出前しています。カルチャースクール、各種団体、学校などお気軽にお問合せください。→HP最後のお問い合わせメールからどうぞ

これまで、いくつかの和文化カルチャースクール様、生涯学習教室様、ロータリークラブ様、徳川美術館様、業界団体様、中学の授業などでお話させていただいています。

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