大西人形本店

伝統工芸品

 全国いろいろな伝統的工芸品がありますが、国の指定の工芸品は100年以上続いている技術、素材など一定の審査基準があります。
一方でそういった基準に沿わない、雑具、雑玩の類はあまり顧みられることもなく途絶えてしまったものもたくさんあります。私どもの扱うものはむしろそういったものの方が多いかもしれません。
絹まり

絹まり

籾殻を芯に、絹糸を幾重にも巻いてつくりました。色、柄は少しずつ異なります。

飾り扇

飾り扇

かさばらず軽いので、最近は海外へのお土産にもよくお使いいただきます。ご注文制作も承ります。

扇子

扇子

竹に絹や和紙をほどこした美しい京扇子です。紳士、婦人用がございます。見ているだけで涼しさが伝わってくるような扇子です。

投扇興(とうせんきょう)

投扇興(とうせんきょう)

お座敷遊びのお道具として発達しました。的に開いた扇をあてて落ちたかたちで点数を争います。インテリアとしても楽しいものです。

犬張子

犬張子

お宮参りのときに用いられますが、現在は作る職人も少なくなりました。犬筥(いぬばこ)から発達したもので、神社の狛犬なども同じ源のものといわれています。犬は出産が楽で、丈夫な子を生むということから出産や子供さんのお守りとしてよく用いられます。飾り物としてもたいへん面白いデザインで、お友達の出産のお祝いにも最近はよく用いられます。

犬筥(いぬばこ)

犬筥(いぬばこ)

発祥は古く、平安時代にはすでに同類のものがあったようです。犬張子の元ともいわれ、「犬張子」といえばこれを指す場合もあります。胴が上下が分かれて、中にお守りなどを入れられるようになっています。大きい方は和紙を漆で固め金箔を押したもの、小さい方は陶器に金彩をほどこしたものです。出産やお雛様のお祝いに贈られます。総理大臣夫人がブローチにされたり、日本独特の愛らしいデザインが注目を集めています。

こけし

こけし

東北地方の名産品です。地域によって特色があり、なかなか奥深い味わいがあります。海外へのお土産にも好適です。

本金蒔絵家紋額

本金蒔絵家紋額

ご自分のご定紋をご存じない若い方も増えてきました。その一方で美しいデザインは 「KAMON」 として海外でも注目を集めています。代々続く家紋は大切にしなければなりませんが、独立された方は新しくご自分の家紋を作ることもできます。古い家紋にとらわれることなく、新しくデザインした家紋でも数少ないプロの蒔絵師が家紋額にお作りします。