徳川様のひな祭り


ことしも、2月7日(土)からの「尾張徳川家のひな祭り」展に向けて、節分の夜、飾り付けに行ってきました。
館内に展示されているものは江戸時代以降のお雛様と雛道具で、それこそ世界に類のないレベルの人形とお道具ばかりですが、このお雛さまは当店の特別あつらえ、現代のものです。
幅2m40cm、屏風の高さだけで70cmという大きなものです。大きいだけでなく、ご覧いただければ遊び心にあふれた楽しいお雛様なのがお分かりいただけます。五人囃子がたくさんいます!貝合せや犬筥、仕丁たちは酒飲んで宴会しています。遊んでいるようですが、伝統的な楽しいお雛さまです。
この展示会は4月7日までですが、これにも意味があります。よく、3日に片付けないと・・・ということが言われますが、これは昭和40年代にある人が発した言葉で広まってしまったフェイクで、これによってお雛さまを後ろにむければいい、なんていうとんでもない作法(?)まで生まれることになりました。ひな祭りは桜が咲いているのを見ればわかるように、本来は旧暦で行われるものです。だから、旧暦または月遅れの3月3日まで開催されるのです。お雛様の片付けは、3月4日にお雛様に対してお礼のお供えをして、その後、お天気の良い、時間に余裕があるときにゆっくり片付けるものなのです。縁起悪いので後ろ向けないでください。雛祭りは元来「宵祭り」なので、電灯のない時代、夜中に片付けるのはもともと不可能なのです。