九月です。

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九月になりました。

そろそろお正月のお飾りや、お雛さまを少しずつ店内に展示してまいります。

当店では、お客様のご要望に添って多種多様な飾り方をご提案しております。

同じ羽子板でも、画像のように羽子板だけで飾ったり、屏風・台をつけて飾ったり、という具合です。

ちなみに羽子板(高26cm)だけの場合4万円弱、屏風・台が付いている方は6万円弱となります。

お雛さまも同様で、人形(高15cm)を梅型の台に載せた方は8万円弱、屏風・台のついた方は9万円少々といった価格になります。

 

羽子板は天然木タモに絹など素材の伝統的な松竹梅の造花が施されています。屏風は京唐紙の中でも高級な雲母を用いた手摺りの梅柄です。

お雛さまは、絹の衣裳、桐塑の下地の「伝統工芸品指定」作品です。梅の台は下地は樹脂で、本漆の春慶塗りで仕上げてあります。一方の屏風と台がついた方は、屏風は京唐紙の中でも高級な雲母を用いた手摺りで「鳳凰と蝶々」の柄です。チョウツガイを用いず、簡易ではありますが紙蝶番で作られています。

台は天然木の栓(セン)のムク材、脚部は槐(エンジュ)を用い、燭台は木製品(静岡県製)です。一般のお店様でに似たような台が使われることがありますが、ほとんどが合板かボードに木目柄のシールを貼り付けたもので、こうした天然木の製品はお目にかかることはほとんどありません。

当店は本格的な専門店ではありますが、このようにお求めやすい本格商品もたくさん揃えております。どうぞ、「本物」ぜひご覧いただきますようご案内申し上げます。

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