2011年9月アーカイブ

美味しい名古屋~7~惜夏

惜夏という言葉があるのかどうか・・・ でも、夏の象徴でもある鱧(ハモ)。たぶん、今年はこれが食べ納めでしょう。湯通しして少しあぶったうえに梅の練ったのをのせて・・・ うまくなかろうはずがない。「かみその」さんです。

今年は、春の東北大地震のことが気にかかる中、大きな台風の連発、急な円高など、なんだか落ち着かない夏でした。とはいっても、もう十月。本格的な秋です。少しずつでも気持ちを落ち着け、地に足の付いた暮らしにしていかねばなりません。

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紫式部

 おととい仕事で京都へ行ってきました。翌土曜日はあちこちかの地を巡ってきました。

 以前から御所より西にあるのに東寺なのはなぜ?とか、例の有名な羅城門てどこにあるんだろう?とか、なんとなく疑問に感じていることがあって調べてみると、平安時代の御所は今よりずっと西にあったことを知りました。この歳になってお恥ずかしい限りです。

 で、昔の御所の辺りを旧跡を探して歩いてきました。承明門の跡とか旧御所の礎石の跡とかあるんですね。そんな跡を巡っているうちに「紫式部の墓」を見つけました。西陣会館の北の方です。ひっそりしていて、うっかりすると見逃してしまいそうです。小野篁の墓となぜかならんで建てられていました。

 源氏マニアとしてはいまだ未熟者ですが、ちょっとうれしくなりました。もっとも、ほんとにここが式部の墓かどうかは眉唾ですが・・・                     

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美味しい名古屋~6~モーニング

 これが名古屋の喫茶店のモーニングです。

 わたしたちおじさんのいう喫茶店とは

①あんまり明るくない

②スポーツ新聞や週刊誌が備えてある

③おしぼり(布製)が出る

④禁煙でない(私は吸いませんが)

⑤スパゲッティナポリタンが鉄板で出てくる

⑥ランチサービスがある

のうち3つはクリアしてないといけません。そして必須要件としては、モーニングがあるかどうかです。

写真は当店のすぐ近くのお店のモーニングです。

アイステイーにエッグサンド、ヨーグルト、サラダが付いてきて350円です。もちろん、おしぼりがまず出されます。この他に何種類かのモーニングがあって、選ぶことができます。

名古屋以外のみなさん、どうです、うらやましいでしょう。

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美しい名古屋~十七~屋根神様

 名古屋市内にはあちこちにこうした「屋根神様」が鎮座ましましてます。これは前の子守地蔵さんの閑所の入口にある屋根神様です。

 町内や閑所、長屋の火事や泥棒除けといわれていて、秋葉山、津島神社、熱田山がお祀りされているそうです。子供の頃から見慣れているわたしたちには何ということもない風景ですが、関東とか遠方の人にはずいぶんとめずらしいもののようです。自分の家の屋根の上に町内の神様があって、みんなが拝んでくれるのはちょっとうれしいことのような気もします。

 

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美しい名古屋~十六~ かんしょ

 秋といっても暑い日が続きます。

 四間道を少し入った閑所(かんしょ)のつきあたりに「子守地蔵尊」があります。縁起書には百二十年程前に建てられたように書かれています。

 こうした閑所 (間所と書くのかもしれません。子供のころからかんしょと呼んでいて、車も通らない格好の遊び場所でした) では、しょうや(注)やビー玉遊び、ゴム跳び、けんけんぱ、釘さしなど多くの遊びが毎日繰り広げられましたが、今では日曜というのに子供の声も聞かれず静かなたたずまいです。

 8月下旬には地蔵祭りが行われます。

(注)他地区ではメンコと呼ぶようですが、名古屋ではしょうやです。どんな字をあてるのでしょうか、ご存知の方、教えて下さい。

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もういくつねると・・・

DSCF7843.JPG 9月になったばかりですが、人形屋はお正月のお飾りの準備が始まります。

 あまり意識することはありませんが、お正月もお節句のひとつです。正確にはお正月七日の人日という五節句のひとつで、今では七草粥の日といった方が一般的ですね。なんでも、お正月の1日は鶏の日、2日は犬の日・・・と続いて、7日目が人の日にあたるという中国古来からの言い伝えのようです。

 今では人形屋は、お正月やお雛様、五月人形だけを売るところがほとんどになってしまいましたが、もともとは「節句の品々」や季節や人生の節目を祝う品々を商う「際物屋」でありました。当店では、今でも七夕の乞巧奠やお盆提灯、犬張子など、そうした節目の品々を扱っております。

 破魔弓、羽子板飾りというと、一般的にはケースに入ったものばかりになってしまいましたが、戦前より以前にガラスケース入りの破魔弓・羽子板飾りなどというものはなく、すべて、壁飾りやガラスなしの据置式のお飾りでした。

 百数十年にわたって当店ではいまだにそうしたお飾りを作り続けており、写真のお飾りは当店独特の(江戸、明治の時代には一般的なもの)お正月飾りです。春には大きな震災があり、倒れると危ないガラス入りのお飾りは敬遠される傾向が見られ、こうした昔ながらの飾り方のお正月飾りが見直されつつあります。

 今月10日までお正月飾りの見本市で、一般の方々にもご覧いただけます。

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