2013年3月アーカイブ

かっこいい

 まいにちお客様に鎧や兜・武者人形がお買い上げをいただきますが、同じように全国の職人さんから新しい作品が届いたりもします。
 「鎧や兜はどこを見たらいいの?」とお客様からお尋ねされます。「ここがこうなっているのは良いものです」と簡単に言えればいいのですが、職人さんによって考え方や力の入れどころはまちまちです。半年以上前に、全国の職人さんのところでひとつずつ「かたち」や「色目」など相談しながらこしらえてもらったものなので、基本的に私の意に沿わないものはお客様にお見せすることはありません。
 でも、ひとことで良いものを表現するなら 「かっこいい」 かもしれません。少々、軽い言い方ですが。「かっこいい」ためには、いわゆる「デッサンがしっかりしている」、「色使いが良い」、「仕事が丁寧」などの裏打ちが必要です。また、良い色、良い仕事をするためには「良い素材」も必要となります。
 そんな「かっこいい」鎧がまたひとつ届きました。ご覧下さい。

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お彼岸

 今日はお彼岸の中日。昔からお彼岸のあいだは比較的お客様も少なく、ゆったりご覧になれます。お彼岸といえばお彼岸団子にぼた餅。お団子を少し火であぶり醤油をつけていただくと、高級なお菓子では味わえないおいしさが口いっぱいにひろがります。ぼた餅も昔は家で作ったものですが、最近はご近所のお店で買ってきます。
 こんな可愛い五月人形もあります。お団子のような姿ですね。

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弁慶

 最近あまり作られなくなった五月人形の一つに「弁慶」があります。画像は、頭を名人及川映峰、着付製作を鬼才・三代目昭玉による弁慶です。
 よく「良い人形とは?」とお尋ねをいただきますが、なかなかそのご説明をうまくすることができません。「良い絵とは?」の問いに具体的に応えることができないのと同じです。「こういう技法で高い絵具を使っているから・・」という答えがどんなに陳腐か、これと同じですね。どちらもできあがったものが良いかどうかだけのことで、それは私たちプロでなくてもなんとなくわかるものです。問題はそういうものがそこにあるかどうかで、お客様にはそこに並んでいるものの中で比較して善し悪しを判断するしかないからです。
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 下の画像は獅子噛付の兜を京都の霞文様の表装屏風に誂えてみました。上品で美しいお節句の調度です。

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