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もういくつねると・・・

DSCF7843.JPG 9月になったばかりですが、人形屋はお正月のお飾りの準備が始まります。

 あまり意識することはありませんが、お正月もお節句のひとつです。正確にはお正月七日の人日という五節句のひとつで、今では七草粥の日といった方が一般的ですね。なんでも、お正月の1日は鶏の日、2日は犬の日・・・と続いて、7日目が人の日にあたるという中国古来からの言い伝えのようです。

 今では人形屋は、お正月やお雛様、五月人形だけを売るところがほとんどになってしまいましたが、もともとは「節句の品々」や季節や人生の節目を祝う品々を商う「際物屋」でありました。当店では、今でも七夕の乞巧奠やお盆提灯、犬張子など、そうした節目の品々を扱っております。

 破魔弓、羽子板飾りというと、一般的にはケースに入ったものばかりになってしまいましたが、戦前より以前にガラスケース入りの破魔弓・羽子板飾りなどというものはなく、すべて、壁飾りやガラスなしの据置式のお飾りでした。

 百数十年にわたって当店ではいまだにそうしたお飾りを作り続けており、写真のお飾りは当店独特の(江戸、明治の時代には一般的なもの)お正月飾りです。春には大きな震災があり、倒れると危ないガラス入りのお飾りは敬遠される傾向が見られ、こうした昔ながらの飾り方のお正月飾りが見直されつつあります。

 今月10日までお正月飾りの見本市で、一般の方々にもご覧いただけます。

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